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ヘアケアの間違い

「ブラッシング=髪をとかす」ではない

あなたは1日のうち、何回ぐらいブラッシングしますか?

大抵の人は、風呂上がりや朝、もつれた髪をとかすために行っているだけではないでしょうか。ブラッシングを単に髪をとかすことだと思っている人は、もったいない勘違いをしています。

ブラッシングは実は、頭皮の健康を維持するために非常に重要な役割を持っているのです。


髪がブローでやけどする!?

シャンプー方法についての誤解を解いた後は、ドライヤーを使ったブローについでです。ブローもシャンプー同様、毎日何気なく行っている人がほとんどだと思います。

特に、髪を早く乾かそうとしてドライヤーの吹き出し口を髪に近づけて使うことが多い人、逆にじっくり時間をかけて髪を乾かすことが多い人は要注意。気づかないうちに毛髪のやけど、「髪焼け」を起こしている可能性があります。

髪焼けとは、ドライヤーの温風で毛髪から適切な水分が失われ、タンパク質が変質してしまう状態のこと。髪焼けを起こした毛髪は、内部のタンパク質が乾燥して硬くなったり、毛髪の表面のキューティクルがはがれたりして、枝毛・切れ毛になってしまうのです。

 


週に1回のスペシャル頭皮ケアを

さらに、週に1回程度、スペシャルな頭皮ケアとして、〈シャンプー前の頭皮オイルクレンジング〉と、シャンプーしながら行うくもみ出し洗い〉をすると頭皮の健康を保つためには、なおベターです。


正しい頭皮にやさしいシャンプーの仕方

頭皮トラブルの多くが、シャンプー法の誤りに原因があることをおわかりいただけたと思います。ここで改めて、正しいシャンプー法を紹介しておきましよう。ご自分のシャンプー法と比べて、違っている点はありませんか? ポイントは、髪を洗うのではなく、「頭皮を洗う」という点です。

 


適度な皮脂は頭皮の"環境"維持に必要

ここで、頭皮の潤いについて補足をしておきましよう。

健康な頭皮の内部には、30%の水分が含まれています。頭皮表面の角質細胞が並ぶ角質屑はたった0.02mmという薄さですが、15~20%の水分を保持することができ、外部の刺激から保護してくれます。角質層に20‰の水分かあると「潤いのあるしっとりと美しい頭皮」、10%以下になると「乾燥したガサガサの荒れた頭皮」ということになります。


あなたは自分でフケを増やしている

かゆみ、フケ、薄毛・抜け毛に悩む方の多くは、はっきりいって自業自得。自分でその原因を作っておきながら、悩んでいるという図に陥っています。

確かに頭皮が不潔になると、炎症を起こしでかゆみが発生します。フケも出やすくなりますし、毛穴が詰まって薄毛・抜け毛にもつながります。

が、多くの女性は、ほぼ毎日髪を洗っている人がほとんどでしょう。不潔にしているせいでこうしたトラブルが起こっている例は、むしろ少数派といえます。女性の頭皮のかゆみやフケは、不潔にしているから生じるのではなく、シャンプーの仕方が間違っているせいであることが非常に多いのです。


頭皮には980億もの細菌が棲んでいる

かつて、「顔にはダニが棲んでいる」という詰が世間を震憾させました。テレビの映像で、顔のダニが動いているのを見たことかおるでしよう。顔と頭皮は同じ「皮膚」ですから、ダニはもちろん、細菌までもが存在しています。

ダニのほうは、皮膚ダニ(デモデックス)、ニキビダニと呼ばれる種類で、ヒトの身体では、皮脂腺が発達している坂向や頭皮の毛穴に生息しています。この皮膚ダニ、一人の頭皮にどれだけいるか、知っていますか?


「髪をよく洗う」ことには意味がない

まずはシャンプー=髪を洗うことについて。「髪を洗う」というと、シャンプーで髪に付着した汚れを落としてトリートメントで保護する、「髪をいたわる」というイメージを持っている人がほとんどだと思います。

しかし、そもそもその思い込みが間違っています。「髪をいたわる」といっても、触れた通り、髪は死んだ細胞です。トリートメントでコーティングをすることは可能ですが、いたんだ髪を修復することはできません。いくら丁寧にトリートメントをしても、「髪が元気になる」ということもありえません。