週に1回のスペシャル頭皮ケアを
さらに、週に1回程度、スペシャルな頭皮ケアとして、〈シャンプー前の頭皮オイルクレンジング〉と、シャンプーしながら行うくもみ出し洗い〉をすると頭皮の健康を保つためには、なおベターです。
〈シャンプー前の頭皮オイルクレンジング〉
メイク落としにクレンジングオイルを使っている女性は多いと思います。クレンジングオイルは、「油と脂は混ざりやすい」という特性を活かしたクレンジング方法。「脂汚れは油で落とす」という発想です。
クレンジングオイルはサラサラしていて毛穴に入り込みやすく、毛穴の奥の皮脂や汚れを浮かせてくれます。メイク落としだけでなく、頭皮の皮脂を落とすのにも使ってみてください。私もここ4年続けており、頭皮の健康を維持しています。
頭皮オイルクレンジングは、お風呂の前がベスト。脱ぎやすい格好をして、ケープやビニール袋で首からドを覆います。まずはブラッシングをして、髪のもつれを取っておきます。次に、メイクを落とすときと同じくらいのクレンジングオイルを指の先に取り、前頭部・頭頂部につけます。指の腹でマッサージするように約1~2分、頭皮になじませるようにしましよう。あまり長い時間、クレンジングオイルをつけたままにしないように。また、マッサージの際は、頭皮を強くこすらないように注意してください。最後にお湯で流します。その後、いつものようにシャンプーします。
〈もみ出し洗い〉
もみ出し洗いは、頭皮の毛穴に詰まった余分な皮脂や汚れ、角質などを除去するためのシャンプー法です。「毛穴が詰まる」とは、皮膚と同じように角質がアカとして毛穴にたまる状態のことです。はがれた角質は皮脂と混ざり合い、毛髪の周りにくっつき、筒状になります。このマカロ二のような状態になった角質に、さらに皮脂・ホコリ・汗などが混ざり、温度変化・酸化・乾燥など外部環境の変化が加わると、次第に固い塊となっていきます。
これを角栓様物質といいます。角栓様物質は、毎日、普通にシャンプーして頭皮を清潔にしている人でも、どうしても発生してしまいます(角栓様物質は、私が、株式会社バイオテックの依頼で同社の育毛の効果を検証している際に発見しました)。
角栓様物質が完全に毛穴をふさいでしまうと、皮脂が分泌されても外に排出されなくなってしまいます。この状態でさらに毛穴の内部にどんどん皮脂がたまると、炎症など頭皮トラブルをまねきます。
この角栓様物質を除去するためのシャンプー法が「もみ出し洗い」。特に難しいことはなく、いつものシャンプー時に少し時間をかけて、次のような洗い方をするだけです。頻度は、1週間に1回程度で十分です。
まず、温かめのお湯を頭部全体に丁寧にかけます。シャンプーをつける前に頭皮全休を温め、汚れをやからかくし、毛穴を開くためです。次に、シャンプーを頭皮だけにつけ、両手で頭全体をもむように洗います。指の腹を使って、頭皮をマッサージする感じです。右手の指と左手の指の間は1cm間隔にし、にきびをつぶすように頭皮をはさんでください。
このように頭皮をマッサージすると、はさまれた毛穴から、角栓様物質などの頭皮の汚れが出てきます。ただし、力を入れ過ぎてはいけません。シャンプーの泡で洗うような気持ちで、やさしくマッサージしてください。最後に、シャンプーが残らないようにド寧にすすぎます。温かめのお潟で、いつもよりも時間をかけて洗い流してください。
注意してほしいのは、やはり頭皮をこすらないこと、力を入れ過ぎないことです。頭皮が傷ついて、抜け毛の原因になってしまいます。あくまでも、頭皮をおさえて動かすことを意識してください。
もみ出し洗いのサービスは育毛サロンなどでも受けられますので、自分でケアするのが面倒だったり、不安に感じたりする方はそれらを利用してみるのもいいでしよう。
間違いだらけのシャンプー選び
