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トリートメントを使うと「ダメージヘアが修復する」は嘘!?

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さて、次にトリートメントです。

シャンプーの後に使うヘアケア商品は、厳密には、リンス、コンディショナー、トリートメントと分類できますが、ここではひとまず、すべて「トリートメント」と呼ぶことにします。

よく、トリートメントを使うと「ダメージヘアが修復する」といわれます。「シャンプーだけだと髪がキシキシする」などの理由から、シャンプーの後には、必ずトリートメントをしている人がほとんどだと思います。シャンプーとトリートメントを同じブランドで揃えて使っている人も多いでしょう。

 

そもそも「髪が修復する」つてどういうことなのでしょう? 考えたことはありますか?

あまり意識されていませんが、毛髪は爪と同じ角質細胞で、「すでに死んだ細胞」です。だから、切ってもいたくないのです。

例えば、爪の先が割れ、そのキズがふさがった経験をお持ちの方はいるでしょうか? いるはずがありません。爪の細胞はすでに死んでいるからです。新しい爪が伸びてきて、キズの部分を切り落とせば、キズがなくなった状態には戻ります。しかし、皮膚の切り傷がふさがるようには、爪のキズはふさがらないのです。

髪も同様です。「ダメージヘア」が自ら修復する、ということは医学的に考えてありえないのです。となると、こうした”効果”をうたうトリートメントこそ、逆にアブナイ、アヤシイということが見えてきます。あなたが選んでいる、または選ぼうとしているトリートメント商品は、何をもって「修復」と呼んでいるのでしょうか?

通常それは、いたんだキューティクルを整え、表面をコーティングしているに過ぎません。それを「修復」と呼ぶことで、言葉のイメージを通して、さも髪の毛が元気を取り戻すような印象を持たせているということです。

そうはいっても、シャンプーの後、何も髪につけないというのは、おすすめできないのも事実。特に髪が長い方の毛先は、数年もの間、紫外線やドライヤーの熱、日々のシャンプーなどのダメージにさらされ続けています。ダメージを受けた部分を放っておくと、そこから髪の内部の水分がどんどん蒸発してしまいます。これは、切れ毛・枝毛を生む原因となります。髪は自ら修復することはないので、ダメージからは適切に保護してあげる必要があります。トリートメントも表示や広告の宣伝コピーに惑わされることなく、自立した消費者として商品を選別していかなければなりません。